メーカー数値に騙されるな!失敗しないクーラーボックス選び

サビキ釣りで沢山あじが釣れた場合は、クーラーボックスと保冷剤を用意しておくと「あじ」の鮮度をたもったまま帰宅できます。帰宅後おいしい魚を頂くには必需品です。

クーラーボックス

クーラーボックスはメーカー、サイズ、大きさ、価格が多数存在して迷ってしまいます。失敗しないクーラーボックスの選び方を見ていきます。

価格が高いが保冷力も高い真空断熱パネル

クーラーバックスの断熱材には、発泡スチロール、発泡ウレタン、真空断熱パネルがあります。

保冷力、価格、重量は下記のようになります。

真空断熱パネル発泡ウレタン発泡スチロール
保冷力高い低い
価格高い安い
重量重い軽い

クーラーボックスは、直方体の物が一般的です。直方体は6面で構成されていますが、クーラーボックスの種類によっては、6面全て同じ断熱材で作られている場合と、そうでない場合があります。

保冷力はクーラーボックスに入れる庫内スペースに対する保冷材の量と外気温に大きく影響されます

保冷力はクーラーボックスに入れる保冷材の量と外気温に大きく影響されます。

大きなクーラーボックスに少量の保冷材ではすぐにボックス内の温度が上昇します

クーラーボックスに保管する時間も保冷力に影響します。数十分程度の保管であれば、発泡スチロールを使ったものでも保冷力はありますが、何時間も保管する場合は発泡ウレタンや真空断熱パネル使った物の方が保冷力の差が違ってきます

どの断熱材を選ぶかは、「予算」と「使い方」がポイントになります

理想論として保冷効果を上げるには、庫内の空きスペースを少なくする、0度以下になる保冷剤の体積率を大きくする、クーラーボックスを日陰などの直射日光の当たらない場所に置くことです。実情は、釣りに行く際は出来る限り荷物を軽くしたいため必要最小限の保冷剤にする、釣り場では直射日光を遮断する所がないです。悩ましい所です。

釣りたい魚の大きさで選ぶクーラーボックスのサイズ

サビキのあじ釣り専用で購入する場合、サイズは10Lクラスでも大丈夫です。将来的に大きな魚を釣る予定があり兼用で使う場合は、もっと大きなサイズを選ぶのもよいでしょう。但しサイズが大きくなると重量も重くなりますので持ち運びが面倒になります。

クーラーボックス、大中小

大きいサイズのクーラーボックスは、保冷剤、ボックスの自重、入れる物によって重量がかさみます。そんな時、引きずっての移動を容易にするため、底面にキャスターホイールがついているものもあります。

底面にキャスターホイールの付いたクーラーボックス

頑丈(がんじょう)なタイプだと、椅子(いす)のかわりにもなります

クーラーボックスを椅子の代わりにする

釣りとキャンプなどのレジャーを兼ねて検討する場合は、500mlや2Lペットボトルの収納に工夫された物を選ぶとクーラーボックス内スペースを有効活用できます。キャンプで使用する場合は、食材、飲み物、保冷剤など収納するものが多いため、大きめサイズを選ぶと便利です。

500mlペットボトルが立ててはいるクーラーボックス

あると便利な機能

釣り用クーラーボックスでは、上部フタの一部に「投入口」が付いている物があります。上部フタの開け閉めに比べて、投入口を利用すると必要最小限の開口になり、冷気をできる限り逃がさないで魚を投入できます。又大きなフタに比べて開け閉めの労力が軽減されます。

使用後クーラーボックスを洗浄する際、「水抜き用の栓」が付いていると便利です。水抜き用の栓が付いていないと洗浄した水を流すためにクーラーボックスを反転させる必要がありますが、クーラーボックスの上部フタが邪魔になり面倒な作業です。

ロッドホルダーを付けた釣り用クーラーボックス

クーラーボックスの側面にオプションで「ロッドホルダー」を付ける事ができるタイプもあります。ロッドホルダーがあると場所移動や船釣りの際に便利です。

人気メーカー

釣り用のクーラーボックスのメーカーとしては、ダイワ、シマノ、秀和が人気です。

アウトドアメーカーでは、イグルー、コールマン、スタンレー、ロゴス、キャプテンスタッグが人気です。

アウトドアで使うクーラーボックス

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