あじをダマシて鈴なり!にする「サビキ」

あじをダマシて鈴なり!にする「サビキ」

サビキには、針の周りにビニールやゴムなどの「疑似餌」がついています。この「疑似餌」を、本物の餌(えさ)と勘違(かんちがい)して食べます。

釣果が全く違う!「サビキ針のサイズ」選び

完成品として販売されているサビキのサイズは「1号」~「6号」くらいがよく使われています
釣果を上げるにはサイズ違いを準備して、釣れている魚のサイズに合わせるのがポイントです。

目安としては、

5月~6月頃に釣れる小さいあじには「1号」~「2号」を使い。

7月~9月頃に釣れる少し成長したあじには、「3号」~「4号」使い。

9月~10月に釣れるあじには「5号」~「6号」を使います。

サビキに付いている針は、号数が大きいほど針のサイズも大きくなります。

使うサビキの針サイズが一致すると効率的に沢山釣り上げることができますが、魚が望むサイズより大きいと全くサビキに掛かりません。魚が望むサイズより小さすぎると針を喉(のど)の奥までのみこまれて針が外しにくいです。
一般的に、サビキに使われている糸は号数が小さいほど糸も細(ほそ)くなります。細い糸に大きな魚がかかった場合、泳ぎ回る力と釣り上げた時暴れる魚の重みで糸が切れてしまう事があります。

糸の強度面からも魚の大きさに応じて針のサイズを使い分けるのがポイントです

使いやすい「仕掛けの長さ」

水面から取出した時、仕掛けの長さが自分の身長より短いと針を外す作業と仕掛けを海に投入するのがとても「楽」に行えます。
1ヒロ(大人の人が両手を広げて右手の端から、左手の端までの長さ。約1.5メートル)未満の長さが使いやすいです

疑似餌の「色」について

疑似餌の色は、アミエビに似せた「ピンク色」が多く販売されています。ピンク以外にも「ケイムラ色」「白い半透明色」「テンセルの飾り」がついたものなど様々です。(テンセルとはキラキラ光沢のある繊維です)

経験上「テンセルの飾り」がついた疑似餌は、魚の活性が高いときは、よく釣れます。魚の活性が低いときは、「テンセルの飾り」が無い方がよく釣れます。裏ワザとして、魚の活性にあわせて釣りに行った先でテンセル部分をハサミでカットすると良いです。

「ケイムラ色」は活性が低い時に効果的です

数種類準備しておいて、状況に応じた「色」や「飾り」を工夫すると釣果アップ!につながります

サビキ絡まりやすく、絡まったサビキを元に戻すのは難しいです。ひどく絡まった場合は消耗品とあきらめる方が釣れるチャンスを逃しません。予備をいくつか用意しておくと安心です。

なかなか魚が釣れない場合は下記のページを参考にして下さい。

実は教えたくなかった?あじの釣り方があります。

サビキの価格について

価格は1セット250~350円ぐらいが一般的です。品質については、針の刺さり具合、糸の強度、針の材料など価格相応と言えます。針の大きさに対して糸が太いものを選択すると長持ちします。

号数の種類は少ないですが、100円ショップでもサビキ仕掛けを入手できます

針の数は何本がいいの?

5本~6本針が多く販売されています。一度に沢山釣れることができる10本針の仕掛が販売されていますが、絡みやすいリスクがあります。

初心者の方は一度に釣れる数は少ないですが、針の数は少ない方が扱いやすいです

取り出し口とカゴの取り付け

市販品のサビキでは、表面又は裏面に取り出す先が表記されています。

上記写真の矢印の部分に釣竿から伸ばした道糸を結びます。

もう一方の先に、カゴを取り付けます。

カゴの上部に付いているスナップとサビキから出ているスナップを連結します。

道糸を結んだ取り出し先からサビキを台紙から順番に外して完成です。

カゴについての詳しい内容はコチラです。

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