素手で触ってはいけない!「危険な魚」たち

サビキ釣りをしていると時々見たこともないような魚がかかります。

その魚、素手で触ってはいけません!

「ひれ」など毒針をもっている魚がいます。毒針(どくばり)が刺(さ)さると、激しい痛みと炎症(えんしょう)、はれがおきます。場合によっては、呼吸困難(こきゅうこんなん)や意識の喪失(そうしつ)、後遺症(こういしょう)、などの危険(きけん)があります。

安全に釣りを楽しむために!このページで紹介する、素手で触ってはいけない!「危険な魚」たちを覚えて損はありません。

権瑞(ゴンズイ)

権瑞(ゴンズイ)の背びれとむなびれに毒針があります。

見た目は、淡水魚のナマズに似ていて、少しかわいい感じがしますが、危険な魚!です。集団で群れて行動しています。素手で触ってはいけません。「背びれ」と「むなびれ」に「毒針」をもっています。毒針は魚が死んだ状態でも有効なため気を付けてください。

毒針を抜いて安全な状態にすれば、「かば焼き」にするとおいしい魚でもあります。

ゴンズイに刺された痛みがよくわかる動画です。

虎魚(オコゼ)

虎魚(オコゼ)の背びれに毒針があります。

釣り上げると、背びれを立てるのが特徴です。「背びれ」に「毒」があり、素手で触ってはいけません。カサゴの仲間で、カサゴやメバルによく似た形をしていますので間違わないよう注意が必要です。 背びれの毒は魚が死んだ状態でも有効なため気を付けてください。

背びれを切り落として、唐揚げにするととてもおいしい魚で高級魚でもあります。

オコゼの毒について怖さがよくわかる動画です。

藍子(アイゴ)(バリコ)

藍子(アイゴ)(バリコ)の背びれ、腹びれ、しりびれに毒針があります。

アイゴは釣り針にかかると、「竿先をたたくように」良く引きます。 背びれ、腹びれ、しりびれに「毒針」をもっています。素手で触ってはいけません。 各ひれの毒は魚が死んだ状態でも有効なため気を付けてください。

食すると磯の香りが強く好みがわかれるところです。磯の香りを好む方は、干物がおすすめです。

鱏(エイ)

鱏(エイ)

平(たいら)な体をしています。しっぽに「毒針」をもっています。しっぽをふりまわす力が強いので、不用意に人体を近づけてはいけません。毒針は魚が死んだ状態でも有効なため気を付けてください。

エイの「毒」についてよくわかる動画です。

出典:エスプリ の飼育日記

太刀魚(タチウオ)

太刀魚(タチウオ)
太刀魚の鋭い歯

細長く、金属の刀(かたな)ようにピカピカと光沢があります。歯がナイフのように鋭(するど)いです。釣りあげると、口をパクパクと開け閉じするため、口元に素手を持っていかないようにして下さい。噛まれた場合、手が切れ、出血して身をえぐりとられるため危険です。

身は独特のうま味があります。塩焼き、刺身がおいしいです。

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